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ラルクと映画/ラルク大好きっ子

えいが【映画】
[名]撮影したフィルムの画像をスクリーンに連続して映し、姿形や動きを再現するもの。現在はふつう音声も伴う。 ──明鏡国語辞典(大修館書店)

映画。私などが言うまでもなく日本人に深く膾炙した娯楽である。日本映画製作者連盟の統計によると、2015年に公開された映画の数は邦画、洋画合わせて1136本、総入場者数は1億6663万人に及ぶという。日本人全てが1回行っても全く足りない数である。これを読んでいる皆さんも当然見に行っていることだろう。私も当然見に行って…いない。

いきなり話が終わってしまった。残念ながら私は映画館で映画を見たことがあまりない。私にとって映画とは金曜9時に日本テレビでやっているものなのだ。ちなみに一番多い感想は「またハリーポッターやってるのか」である。それは感想ではない。そんな私が何を書くか。ラルク大好きっ子(好きな曲はHOWEVER)としてはラルクと映画について書いておきたい。

ラルクと映画は少なからず縁があるが、その中でひとつ印象深いものを挙げるとすると、2014年に公開されたドキュメンタリー映画「Over the L'Arc-en-Ciel」ではなく、2003年にGacktとhydeが主演してカオスなことになっていた映画「MOON CHILD」でもなく、「GODZILLA」、ハリウッド版ゴジラである。

とは言ってもhydeがゴジラ役で出演していた訳ではない。劇中に彼らの曲「浸食~lose control~」が使われており、エンドロールにも挿入歌としてクレジットされていたのだ。当時TBSの歌番組である「うたばん」にラルクが出演した際にそのシーンを検証する企画があり。冒頭の漁船のシーンをMCのとんねるず石橋、SMAP中居、メンバー4人で見ていたのだが、誰一人として曲が流れるのを聞き取ることが出来なかった。曲がりなりにも挿入歌である。そんなことがあるのだろうか?

劇中の騒音に紛れてほぼ聞こえないような状態になっていたのである。さらに数回、「あと3秒」などとテロップを出しながらリピートしていたが、これでは心霊番組の「お分かりいただけただろうか?」である。これにはメンバーも苦笑いの反応で、hydeは「これなら俺がゴジラ役で出演した方がよかったんじゃないか」kenは「いやミニラではないか」tetsuは「ヴィジュアル系と呼ばれたのが納得いかなかった」yukihiroは「HOWEVERはGLAYの曲だと思う」とコメントしていたように記憶しているが、何分にも20年近く前の話なので記憶が間違っているかもしれない。

心霊番組といえば、同時期にホラー映画である「リング0 バースデイ」の主題歌を担当していたと記憶しているが、これもまた15年以上前の話なので間違っているかもしれない。もしかしたらhydeが貞子役で出演していたかもしれない。デビュー当時の腰まで髪がある姿を見るとゴジラ役よりは可能性がありそうだ。次の企画の時までに是非確認しておきたいと思う。

おわり

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